哲学通史」カテゴリーアーカイブ

ルネサンスの宗教観~宗教革命

ルネサンスは新しい宗教観ももたらした。教会として組織的に神とかかわるより、神との個人的なかかわりのほうが重要になってきたのだ。中世のカトリック教会では、ラテン語によるミサと儀式ばった祈りが最重要視された。聖書を読むのは、… 続きを読む »

ルネサンスの科学と技術革新

科学にも同じことがいえる。14世紀初頭から、古い権威を盲信することへの警戒の声が高まっていた。権威とは、教会の教義やアリストテレスの自然哲学だ。問題は頭でひたすら考えれば解ける、という理性に対する過信に警鐘を鳴らす人びと… 続きを読む »

パウロ【PAULO】

初代キリスト教の伝道者、聖人。元パリサイ派。イエスの死の数年後、パウロ(紀元前後-紀元後59)はキリスト教に改宗した。ギリシア-ローマ世界のすみずみにまで、難治も伝道の旅をした。キリスト教が世界宗教となったのは、パウロの… 続きを読む »

セム

インド-ヨーロッパとはまるでちがう言語をもつ、まるでちがう文化圏。5000年以上の歴史を持つ。もともとアラビア半島にあらわれ、古代メソポタミア、シリア、パレスチナ、エチオピアに広がった。現代では、さらにアフリカ北岸から中… 続きを読む »

インド-ヨーロッパ

インド-ヨーロッパ語を話す国々と文化をひっくるめて「インド-ヨーロッパ」という。4000年前、原インド-ヨーロッパ語を話す人々が黒海とカスピ海のあたりに住んでいた。ほどなく彼らは大挙して四方八方へ移動し、隆盛をきわめた。… 続きを読む »

神秘主義――ぼくらは神や宇宙とひとつになれる

神秘的な体験が悩める魂の救済に役立つとしたのは、新プラトン学派だけではない。 哲学だと、近代ではドイツ神秘主義のエックハルトやベーメが代表格だ。現代ではハイデガーなどが神秘主義者として知られている。 神秘主義を信奉する宗… 続きを読む »

新プラトン学派の教え「神秘的体験が魂を救済」

ローマ時代(古代末期)の哲学の潮流のなかでも、いちばん注目すべきなのはこの新プラトン学派(紀元前200年ごろ)。プラトンのイデア説に影響された一派で、最重要人物はプロティノス(204~269年)だ。 プロティノスは、エジ… 続きを読む »

エピクロス学派、人々の不安や恐怖を原子論でケア

エピクロス学派(起源前300年ごろ~)は、アテナイのとある庭園「エピクロスの園」(上写真)を根城にしていたことにちなみ、「庭園の哲学者たち」と呼ばれている。 彼らの庭園の門にはこんな銘文が掲げられていたそうだ。 「よそ者… 続きを読む »

ストア学派が自然法とヒューマニズムの礎を築いた

ストア学派(ストア派とも)は、キュニコス学派にインスピレーションを得た学派。 開祖は、アカデメイアでも学んだというゼノン(前335~前263年)。彼が紀元前300年ごろにはじめた。 人間はロゴスを擁する、世界のミニチュア… 続きを読む »

キュニコス学派に学ぶ、幸せになる方法

キュニコス学派は紀元前400年ごろ、ソクラテスの門下生のアンティステネス(前455~前360年ごろ)がはじめた。 キュニコス学派は、社会的地位や財力の価値を否定。たとえ権力を握ろうが、物質的にぜいたくになろうが、そんなこ… 続きを読む »

ヘレニズム時代は、いまでいうグローバリズムだ

アリストテレスが死んだころ、アテナイはすでにギリシア文化の担い手ではなかった。 ギリシアで起こった反乱を鎮圧したことを契機に、マケドニア王国(バルカン半島南部マケドニアの古代王国、ギリシアの隣国)のアレキサンダー大王(前… 続きを読む »