「手に職」系の資格は、フリーランスや女性向き

インテリアコーディネイター

ファッション、インテリア、フードの3業界は、昔から若い女性たちの憧憬の的。衣食住はわたしたち生活の土台ですから、堅実派の多い女性陣に人気、というのもうなずける話です。男性はどちらかといえば冒険心が強く、人生に投機色を求める方も少なくありませんからね。

さて、この3業界でとくに人気が高いのが「美容師」や「理容師」、「フードコーディネーター」「インテリアコーディネーター」などの資格。昨今では、中古マンションを買って、自分たちの好きなように室内をリフォームしたり、リノベーションしたりといったことが、ちょっとしたブームになっていますから、とくにインテリア系の資格に注目が集まっています。

インテリアコーディネ-ター
建築業界やインテリア業界で自分のセンスを磨きたい、試したい、という方に適した資格です。合格者の8割方が女性。合格率は25%前後。女性の繊細なセンスが活かせる仕事ですので、受験者は圧倒的に女性が多いのです。資格を取ったら、インテリア業界で研鑽を積み、現場のノウハウや人脈を獲得したのちに独立する方が多いようです。
マンションリフォームマネジャー
急増するマンションリフォームに対応できる人材の育成を目的とした資格です。取得すれば、リフォームに関連する知識や法律、製図スキルなどが身についていると保証されます。受験者数が1万人近い「インテリアコーディネーター」とくらべて、こちらは700人弱と有資格者がまだまだ少ない。しかも合格率30%強。リフォーム業界での覚えめでたき、狙いどころの資格です。

これらの資格と似ていますが、仕事の範囲をキッチンに限定した「キッチンスペシャリスト」という資格もあります。取得すれば、住宅設備メーカーへの就職や転職が楽になりますし、すでに業界に在籍しているならキャリアアップに役立ちます。

先の2つの資格と同じように、将来はフリーランスとして独立、という道も拓けます。

キッチンスペシャリスト
その名のとおり、キッチンの空間演出や機能提案、設計・施工などを手掛けるスペシャリストを認定する資格です。合格者の7割が女性です。合格率は40%近く。アラサー女子の受験者&合格者が多いようです。受験者数は900人前後。

ちなみに、ファッション系では「認定エステティシャン」や「ネイリスト技能検定試験」といった資格が人気のようです。エステサロンやネイルサロン、コスメメーカー、スポーツショップなど、活躍の場も多い、「手に職」系の資格ですね。

いまはマイナーでも、将来性抜群のインテリア関連資格

メジャーな資格ばかりでなく、ちょっとマイナーな資格も紹介しておきます。

まだまだ受験者数は少ないですが、そのぶんライバルが少なく、将来性もある資格です。

インテリアプランナー
インテリアの提案ができると認定してくれる資格です。インテリアにまつわる知識や提案力、空間デザインの方法などが身につきます。「建築士」と「インテリアコーディネーター」の中間にある資格ともいわれますが、難易度は低め。受験者数400人差弱で、合格者は半数を超えます。
商業施設士
デパートやショッピングモールなどの商業施設や店舗ディスプレイの演出家として活躍したいなら、「商業施設士」のライセンスがモノをいいます。受験には実務経験が必要ですが、「建築士」「インテリアコーディネーター」「インテリアプランナー」「中小企業診断士」などの資格保有者はこの受験資格を免除されます。合格率は50%近いです。

女性の独り立ちにうってつけの資格

女性が一本立ちするのを目標に取得する資格としては、「ファイナンシャルプランナー」や「チャイルドマインダー」「トリマー」などが代表的です。

ファイナンシャルプランナー
生活設計のプロフェッショナルを認定する資格です。普通資格のAFPと上級資格のCFPがあり、AFP学課試験の受験者数は4万人前後で、合格率は40%弱。取得には、株式や公社債などの金融商品から保険や税制、年金にいたるまで、幅広い知識が必要とされます。個人の家族構成や家計、資産状況、借金などのプライベートな情報をあつかう仕事だけに、高い倫理観も必要です。
チャイルドマインダー
働くママたちの手助けをしたい、という女性に向く仕事が「チャイルドマインダー」です。働くママたちや父子家庭のパパの代わりに子どもを預かって、あるいは自宅へ訪問して、子どもの面倒をみる保育スペシャリストを認定する資格です。60時間の本科コースや40時間の一般特待生コース、自宅で学べる通信コースなどが用意されており、いずれかのコースを受講のうえ、認定試験に合格することで資格がもらえるしくみ。少子化とはいえ、働くママは増えていますから、ニーズは高いです。
トリマー
犬の美容師さんの資格です。年間受験者は1500人前後で、合格率は90%前後。仕事内容はブラッシングから散髪、洗髪、爪切り、耳掃除まで。犬がとにかく好き、という方には、これほどやりがいのある仕事はないでしょう。ペットの美容室などで働けるほか、フリーでやっていくことも十分に可能です。わたしの知り合いの女性などは23歳で資格を取り、お得意さんを増やし、30前にはペット美容室兼用品店を開店しました。現在は、トリミングやしつけ方が学べるレッスンビデオにも出演し、お店の数も増えています。「公認家庭犬訓練士」の資格とあわせて取得すれば、仕事の幅はぐんと広がります。

フリーランサーとして活躍したいなら、在宅&頭脳労働系の資格

自分の力だけで世の中を渡っていきたい、こんな一匹狼のあなたにはフリーランスの仕事がぴったりです。

ただ、ひと口にフリーランスといっても、カメラマン、デザイナー、イラストレーター、翻訳家、エディター、ライターなど、さまざまなものがあります。それに、フリーランスの仕事の多くは、資格など必要のないものがほとんどです。資格がいらない、ということは、それ以外の資質――スキルや人脈、営業力、コミュニケーション能力などが問われますから、フリーになったからといって、そう易々と食べていけるわけではありません。

というわけで、ここでは仕事をするうえで資格がモノをいいやすいフリーランスの仕事を紹介します。こうした資格を取得すれば、業界での信頼を得やすいですから、フリーになってからの営業活動もスムーズになるはずです。自分のスキルと折衝能力次第では、がっぽりと稼げるかもしれません。

女性だけでなく、男性にもおすすめの資格ばかりです。

翻訳や通訳の仕事に必要な資格

翻訳実務検定(TQE)
英語に自信があるなら、翻訳家を目指すのも手です。翻訳事務所に数年勤務して経験を積み、人脈をつくって独立。出産後も子育てをしながら、自宅で優雅に仕事に精をだす。こんな方も少なくありません。「翻訳実務検定」はビジネス、一般、科学技術の3科目(英語のみ15科目)から1科目を選んで受験し、100点満点中70点を取れば、合格となります。外国語は、英語、ドイツ語、フランス語、中国語、ロシア語、スペイン語、韓国語からひとつを選択します。ちなみに合格率は6%程度。難しい資格です。

翻訳関連の資格はほかにもあります。

産業翻訳のプロとして働くための登竜門的な資格「ほんやく検定(JTF)」や、日本翻訳協会がITスキルに長けた翻訳家を認定する「JTA公認翻訳専門職資格試験」などです。

他方、読み書きではなく、会話で勝負したい、という方には、通訳の資格がおすすめです。

通訳案内士
通訳ガイドになるのに不可欠な国家資格です。取得すれば、旅行代理店や通訳派遣会社、日本観光通訳協会に登録し、外国人旅行者を相手に通訳観光案内がおこなえます。語学力のみならず、日本の社会や文化、地理、歴史などに関する知識も必要です。外国語は英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、韓国語、タイ語から選択。合格率14%前後の超難関ですが、取得すれば、たいていはフリーランスとして活躍できます。旅が好き、という方にはうってつけの仕事ですね。

新聞、雑誌づくりのお手伝いができる校正やDTPの資格

紙媒体の編集を縁の下から支えるのが、校正者やDTPオペレーターです。

読書が好き、雑誌が好き、なんて方には素養があるかもしれません。

実務経験が豊富で、コネクションがあるなら、資格なしでも十分にフリーランスとしてやっていけますが、これらがとぼしい場合、資格に頼るというのもかしこい選択肢でしょう。

校正技能検定
「校正技能検定」を取得すれば、プロの校正者としての実力が認定してもらえます。フリーランスの校正者として独立するきっかけになりますし、新規開拓や営業の際も実力をアピールする意味で役に立つばずです。
DTPエキスパート
DTPというのは、デスクトップパブリッシングの略です。パソコンで印刷物のレイアウトやネームの流し込み、版下や印刷用フィルムの制作までをおこなうシステムのことです。このシステムの利用スキルを判定するのが、「DTPエキスパート」の資格。取得して、DTPオペレーターとして活躍している方も少なくありません。

photo credit: Matti Mattila via photopin cc

papaflower について

山好きパパ。関東圏中心にあちこちの山に登っています。たまに娘も連れてきます。嫌がってます。このブログではおもに山行記録を書いています。

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