不可知論【agnosticism】

意識が感じとる感覚的経験の背後にある実在は、ロジカルに認識することはできない、という考え方だ。

わかりやすくいうと、この実在は究極的実在を指す。つまりは絶対者、神である。神の存在は、人知では知りえないとする立場なのである。

神の存在を認めつつ、ぼくらには認識できないとする立場と、神がいるかどうかさえぼくらにはわからないとする立場とがある。

ハクスリー(1825生まれの英国の動物学者)の造語。

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