赤ちゃんの素肌はとってもデリケート。体温調節もまだうまくできません。肌着やベビー服はお肌にやさしいものを選びたいものです。
素材は、肌ざわりがよく、吸汗性と通気性の高いものを。化繊でなく、吸湿性の高い綿100%が基本です。
赤ちゃんは、寒くても寒いと口に出していえないからと、必要以上に厚着させるママがたまもおられます。でも、じつは赤ちゃんは大人が思う以上に暑がりで汗っかき。冬場も、短肌着や長肌着、コンビ肌着などをうまく組み合わせ、様子をみながら、上手に調節してあげてくださいね。
基本はこのとおり♬
2~3か月……大人と同じ
3か月から……大人より1枚少なく
出産前に用意しておきたいベビー服はこのとおり。
ベビー服(ツーウェイオール、カバーオールなど) 5~6枚
おくるみ(アフガン) 1枚
帽子 1個
スタイ(よだれかけ) 1枚
ガーゼハンカチ 10枚
ミトン 1組
ソックス 1足
それぞれ簡単に説明しておきますね(^-^)
もくじ
新生児用の肌着8~10枚
肌着はたくさん必要です。娘の誕生前に、わたしは新生児用サイズの50と60を5枚ずつ用意しておきました。これで半年くらいは大丈夫でした。50だけだとすぐ窮屈になってしまいます。
ベビー服や赤ちゃん肌着のサイズの目安です。
- 50cm 対象月齢0か月(体重3kg)
- 60cm 対象月齢3か月(体重6kg)
- 70cm 対象月齢6か月(体重9kg)
- 80cm 対象月齢12か月(体重10kg)
素材は、パイル、ガーゼ、天竺、フライス、スムースなどが代表的。どれもオールシーズン使えますが、夏場はとくにガーゼや天竺が涼しくておすすめ。新品を買ったら、使用前に一度、洗濯しておくとグーです。肌触りがよくなって、吸汗性もアップします。
汗をかいたり、お乳やミルクをこぼしたり吐いたりしたら、肌着をすぐにとりかえて清潔を保ってあげてくださいね。頻繁に洗いますから、ヘビーユースに耐えられる、しっかりしたものを選びましょう。お店で買うなら、縫い目がゴツゴツしないかどうかなども、実際に触ってチェックしてみるといいですよ。
なお、肌着には短肌着や長肌着、コンビ肌着などいくつか種類があります。以下を目安に、計8~10枚くらいそろえておけば、当面はことたりますよ(๑′ᴗ‵๑)
短肌着4~5枚
一番使うのがこれ。寒い季節は長肌着やコンビ肌着と組み合わせて使用します。生まれたらすぐに着せます。ほかより多めに用意しておきます。
かわいい新生児肌着のセット。綿100%の短肌着とコンビ肌着(後述)がそれぞれ3着ずつ入っています。女の子用ですが、男の子に着せてもキュートかも(ё_ё) 出産準備や出産祝いにもおすすめ。
長肌着1~2枚
足まですっぽり包みこんでくれますから、保温性が高いです。短肌着のうえに着せます。すそが開いていますので、コンビ肌着やボディスーツよりおむつ替えがしやすいです。
おむつを頻繁にとりかえる新生児期には便利ですが、動きが活発になってくるとすそがはだけます。そうなると、おなかを冷やす心配があるので、そのうち使わなくなりました。
綿100%。しかもオーガニックコットン。赤ちゃんのデリケートなお肌をやさしく包んでくれます。出産祝いに友人からもらいまして、いちばん気に入っていました。どこがちがうのだ? といわれたら答えようはありませんが、少なくとも気分はいい(笑)。
コンビ肌着3~4枚
長肌着に代わって活躍するのが、コンビ肌着。股下が二股に分かれていて、スナップで留めるしくみです。おむつ替えの際にスナップを留め外しする手間が必要ですが、激しく動いてもすそがめくれあがることがありません。
ボディスーツ
股がパンツのような形状になっていて、コンビ肌着よりもさらにフィット感が高いのが特徴。赤ちゃんがどんなに激しく動いても大丈夫。うちは、寝返りができるようになったころ(生後約半年)から、ボディスーツが大活躍しました。夏でしたので、いつもこれ1枚だけ着せていました。
出産後に用意しても間に合います。
米国のトップシェアブランド、カーターズの人気アイテム。ボディスーツですが、生地もデザインもしっかりしているから、アウター(カバーオール、ロンパースとも)としても使用OK! もちろん綿100%。男の子用ですが、女の子に着せてもよさそう(^-^)v
ベビー服5~6枚
部屋着も肌着同様、肌ざわりがよく、洗濯しやすい素材を選びましょう。張り切って、かわいいドレスを出産前に何着も用意されるパパママもおられますが、新生児のあいだはあまり外出する機会がありません。あとから買っても間に合います。
お出掛け用のベビー服は、1か月検診やお宮参り用として1着あれば十分です(ё_ё)
ツーウェイオール2~3枚
股下のスナップの留め位置を調節することで、カバーオールとベビードレス(赤ちゃん用のワンピース)の2種類の使い方ができます。ベビードレスより、こっちのほうがおすすめです。うちは、50cmのツーウェイオールと、60cmのカバーオールを用意しておきました。
タオル地(パイル生地)ですから、吸湿性もさわり心地もバツグン。汗っかきの赤ちゃんにはぴったりですね。カラーバリエも豊富。左写真のものは、黄色のほか、水色とピンクがあります。
カバーオール(ロンパース)2~3枚
赤ちゃん用のつなぎ服。メーカーによってはロンパースといったりするようです。股下が分かれていて、フィット感が高いので、赤ちゃんが動くのを邪魔しません。活発に動けるようになったら、ベビードレスからこっちへ切り替えるママが多いです。
これも米国製。カーターズのカバーオール(ロンパース)です。とってもオシャレ(ё_ё) 買った方によれば、素材もしっかりしているそうです。うちの娘が男の子だったら着せてあげたかったなあ。
肌着とベビー服以外で必要なもの
肌着やベビー服のほかには、こんなものが必要です。
おくるみ(アフガン)1枚
退院時や外出時、夜中の授乳の際などに防寒用として使います。赤ちゃんをすっぽり包めるので、寒い日でもぬくぬくです。ベビーカー使用時はブランケット代わりにも使えます。あると便利ですが、なくても別に大丈夫です。
アフガンと聞くと、わたしはランボーを思い浮かべます。が、アフガニスタンのことではもちろんありません(-_-) 毛糸で編んだ肩掛けのことを「アフガン編み」というそうです。
アマゾンのおくるみランキングで1位の人気商品(現時点)。綿100%のガーゼが6枚重ねになっていて、なかに空気をたっぷりためこむことのできる仕掛け。だから冬場はぬくぬく。夏場は汗をさっと吸いとって、赤ちゃんはいつもさらさら。1年中活躍してくれますよ♬
お帽子
外出や日光浴のときに便利。日よけになるハットタイプがひとつあれば大丈夫。キャップタイプ(ニット帽)をかぶせるとめっぽう愛くるしかったため、うちは帽子をたくさん買ってしまいましたが(^-^)
あごひものついたハット。生後5~8か月用から3~8歳用まで、4つのサイズがあります。写真はベージュですが、実際はもうちょっと黄色いです。でも、かわいい(๑′ᴗ‵๑)
スタイ(よだれかけ)1枚
生後1か月くらいから使いはじめます。とりあえず1枚用意しておいて、必要ならあとで買い足せばOK。新生児期はガーゼハンカチで代用できます。
バンダナ風のスタイ(よだれかけ)です。ちなみに、よだれかけというのは、英語ではbibといい、「ビブ」と読みます。スタイは和製英語なのです。どうでもいっか(-ω-) あ、この商品はほかにもいろんなデザインの組み合わせがありますよ。
ガーゼハンカチ10枚
よだれかけ代わりにも使えますし、なにかと重宝します。外出時は常に3枚を持ち歩いていました。常時、30枚くらいはあったように思います。
綿100%ハンカチが10枚入っています。ガーゼハンカチは白さを強調するため蛍光増白材というものを使うことがありますが、これは使っていません。赤ちゃんには自然がいちばん。手ざわりがよくないという声もありますが、使っていくうちにやわらかくなるとか。とにかく安いのが◎。
ミトン1組
かわいいのですが、新生児のうちは使用する機会がほとんどありません。生後1か月が過ぎて、ひんぱんに外出するようになれば、使う場面もでてきます。
オーガニックコットンを使って、漂白や染色などの化学処理を一切おこなわずにつくったミトン。といっても、別に高いものではないのです。バリエは、ダイヤ柄ときなりの2つ。とっても評判がいいようですねー。
ソックス1足
新生児は一日中おふとんのなかにいます。はかせる機会はありません。1か月健診やお宮参り用として、1足あると安心です。
かわいいデザインのソックスが4足入って1000円ちょっと。女の子にも男の子にも人気があるそうです。新生児用(0~12か月)のほか、1~2歳用も。
ベビー服のまとめ
出産前に用意しておきたいベビー服は?
- 肌着(短肌着、コンビ肌着など)8~10枚
- ベビー服(ツーウェイオール、カバーオールなど)5~6枚
- おくるみ(アフガン)1枚
- 帽子1個
- スタイ(よだれかけ)1枚
- ガーゼハンカチ10枚
- ミトン1組
- ソックス1足
photo credit: storyvillegirl via photopin cc