妊娠中はとかくだるさや眠気に襲われがちです。
もちろん、ゆったりと時間を過ごすことは、赤ちゃんのすこやかな成長のためにも悪いことではありません。ただし、昼間の活動不足やホルモンバランスの乱れから、不眠になってしまうママは少なくないようです。おなかが苦しくて寝つきが悪くなる、という方もおられます。
わたし自身も妊娠中、不眠に悩んでいました。妊娠前は寝るまえにいつもワインをたしなんでいたのに、妊娠でお酒が飲めなくなったのが大きな理由だったように思います。
わたしが実際に試してみて、効果のあった不眠対策をご紹介します(๑′ᴗ‵๑)
もくじ
不眠に効く7つの対策方法
1.スキンシップ
旦那さまに、おなかに手のひらを乗せてもらったり、手を握ってもらうと、わりとすんなりと眠りの世界に落ちることができました。
2.好きな音楽を聴く
お気に入りの音楽を小さな音量で流していました。もちろん、静かな曲調のものです。わたしはボノ(U2のボーカル)命なのですが、さすがにハードロックを聴きながら眠る、という図太さは持ち合わせておりませんので、妊娠中はヒーリング系の音楽をかけていました。
3.常夜灯をつける
寝室はまっ暗より、ほんのり明るいほうが気持ちが落ちつくものです。キャンドルもおすすめ。独特の光の揺らぎが、気持ちを落ちつかせてくれました。
4.アロマテラピーを活用する
ジャスミンやラベンダーなどのエッセンシャルオイルは自律神経のバランスを整えてくれます。たかぶった気持ちを静めるのにとても役立ちました。キャンドル式や電気式の芳香器を使ってもいいのですが、本格的なのが面倒なら、ティッシュペーパーに香油を数滴落とし、枕元に置いておくだけでOK。いまでもたまに利用しています。お気に入りはペパーミントです。
なお、エッセンシャルオイルは使い方によっては赤ちゃんに影響が出ることもあるといいます。香りを楽しむくらいなら問題なかろうと(何かの本で読んだ記憶あり)、わたしは自己責任で使っていましたけれど、やってみようという方は事前に一度、お医者さまに相談なさってみてくださいね。
5.就寝前にホットココア
ココアには、自律神経を落ちつかせる働きがあります。反対に、就寝前のカフェインは絶対にNGです。お茶やコーヒー、紅茶などは起きていたいときだけ飲むようにしましょう。
6.シムスの体位
シムスの体位は、妊婦さんにとって一番楽な姿勢だといわれています。あおむけに寝転がり、片膝を立てて、その足が上になるように横を向きます。基本は横向きですが、胸より上はうつぶせの状態になります。下側の手はうしろに伸ばします。
右半身が上という説もありますが、左右どちらでもOK。シムスの体位をとると、余計な力が抜けて、寝つきがよくなります。おなかが張ってくる妊娠後期はとくにおすすめです。
7.不眠対策グッズを活用する
安眠効果のあるサプリメントも利用してみました。気分が落ちつきますので、気が立って眠れないときなどにグー♬ 睡眠薬とちがって安心です。写真は、いまも愛用中のもの。アスパラガスから抽出したエキス入り。夜遅くまで仕事をしていて、興奮で寝つけないときに重宝しています。グレープフルーツ風味で、おいしいのも気に入っています。
さいごに
どうしてもダメなときはいっそのこと起きてしまい、読書したり、ドラマや映画を観たりするのも一手です。人間いつかは眠たくなるものですからね。眠れないからといって、アセアセしていると、睡眠はなおさら遠ざかっていくものです(ё_ё)
photo credit: Michael Williams146 via photopin cc
photo credit: Yashna M via photopin cc photo credit: priyaswtc via photopin cc
妊娠初期に関しては精油全般が禁忌、
ペパーミント精油に関しては妊婦への禁忌がアナウンスされていますが問題はないのでしょうか。
オイルマッサージはまずいけれど、香りを楽しむくらいなら大丈夫、と妊婦向けの本で読んだものですから、わたしは使っていたのでした。でもたしかにおっしゃるとおりですね。妊婦さんが精油を使用する場合は、たとえ香りをかぐくらいでも、念のためかかりつけのお医者さまに相談してからのほうがいいのかもしれません。大事な赤ちゃんですものね。ご指摘ありがとうございました(๑′ᴗ‵๑)