新しいWebサイトかブログを立ちあげたら、次の4つはかならずおこなうべきです。
その理由と方法をご説明します。
もくじ
①ソーシャルボタンを設置
ソーシャルボタンというのは、こういうものですね。設置すれば、読者がソーシャルメディアへアクセスするのが容易となります。
近ごろは、Webサイトやブログの記事を読まれた方が、ソーシャルメディアを使って、その記事の存在を仲間へ伝え、それがねずみ算式に拡散し、爆発的なアクセスを呼ぶ、ということがあります。ぼくのサイトでも、ときどきそういう現象が発生しています。
ぼく自身はソーシャルメディアを積極的に使ったことはありません。ただ、ブログ運営者の視点でみれば、ソーシャルボタンを設置しない理由はない。というわけで、「Twitter」「Facebook」「Google+」「はてなブックマーク」あたりのボタンを、記事下に設置するようにしています。
②アクセス解析を導入
アクセス解析は、サイト運営をおこなっていくうえで欠かせません。導入すると、次のようなことがわかります。
- アクセス数とページビュー。
- 訪問者はどこから訪れるのか。
- 訪問者はどんな検索キーワードでやってくるのか。
- 人気記事と不人気記事。
- サイト内での読者の行動、滞在時間。
- 直帰率
パソコンユーザーとスマホユーザーの割合、ユーザーが使用しているOS、ブラウザの種類、都道府県など、わかることはほかにもいろいろとあります。アクセス解析が教えてくれる情報には、読者の回遊性を高めたり、SEOキーワードを見直したり、クリック率や成約率をあげるための、サイト改善のヒントがぎっしり詰まっています。
ぼくが利用しているアクセス解析は、次の3つです。
WordPressには「WP SlimStat」
「WP SlimStat」は、リアルタイムの高機能アクセス解析です。これさえあれば、「Googleアナリティクス」(後述)は必要ないくらいです。ただし、難点がひとつ。動作が重たいのです。WordPress専用のプラグインですから、無料ブログやほかのCMS(ブログ編集管理システム)では使えません。
無料ブログには「QLOOK」
無料ブログには「QLOOKアクセス解析」を導入しています。こちらもリアルタイム解析が可能。動作は軽快で、使いやすく、無料と3拍子そろっています。
定番の「Googleアナリティクス」
「Googleアナリティクス」は、Googleのアクセス解析で、有名なブロガーさんはみんな使っています。データは1日遅れですが、超高性能。できることが多すぎて、なにをしていいのかわからなくなるほどです。いずれ、まともに使いはじめるかもしれませんし、データだけは残しておこうと考えて、導入するようにしています。
ちなみに、解析はリアルタイムではありませんが、いまこの瞬間のサイト訪問者の様子をリアルタイムで観察することができます。これがとても楽しい。たとえば、現時点の訪問人数は何人で、PCユーザーは何人で、スマホユーザーは何人で、どこ(国や町)からアクセスされていて、いまはどの記事が読まれていて、どこへ移動したのか……ということがまるみえなのです。ありの巣の観察キットを眺めているような “神視点” が味わえますから、10分や20分はあっという間です。
③ブログランキングへ登録
ブログランキング経由での訪問される方もそれなりにおられます。ブログを訪問すると、こんな応援ボタンをよく目にされることと思います。
クリックすると、そのブログに加点されます。点数の多いサイトは、ブログランキングのランキングページで上位に表示されますから、人目につきやすく、さらにアクセスが集まる、という利点があります。
ブログランキングもいろいろありますが、たくさん登録しても無意味です。読者の視座に立って考えるとわかりますが、記事下の応援ボタンは多くても2つ。5個も6個もならんでいたら、読者はあきれて、クリックしません。そんなわけで、ぼくが利用しているのは、次の大手2つのみです。
④ウェブマスターツールへ登録
ここまでご紹介した作業のなかで、もっとも重要なのが「ウェブマスターツール」への登録です。Googleのサイト管理者向けサービスで、ウェブマスターツールに登録し、サイトマップを送信すれば、記事のインデックス(検索エンジンに記事の存在を記憶してもらうこと)が確実に早まります。さらに、インデックス状況もわかります。
それだけではありません。自サイトがどんな検索ワードで検索結果に表示されたかや、その表示回数、クリック数、クリック率などもわかります。思いがけないキーワードで訪問しているユーザーがいると知って、SEOを見直したら、訪問者数が2割増しになった、などということもめずらしくありません。
あとがき
友人の娘さんが、小学校でも、塾でも、自宅のリビングでも、自室のベッドでも、スマホを手放さず、なにかにとりつかれたかのように「LINE」をやりつづけていると聞きました。そんな娘さんを叱ることもなく、友人はただ、哀れに思う、とこぼしています。
ぼくも以前、ああいうものにハマったことがあります。だから、その楽しさと中毒性はよく知っています。けれども、最近の子がソーシャルメディアにハマる理由は、楽しいからだけではないようです。
以前、いじめの問題を追いかけている女性ジャーナリストから、最近の子どもたちの生きづらさについてじっくりと話をうかがったことがあります。ぼくらの子ども時代は、学校、自宅、近所の幼なじみ、習字教室、スイミングスクール、英語塾など、それぞれ独立した複数の世界がありました。だから、どこかで嫌なことがあっても、別の世界にいけば、忘れることができた。気分転換ができました。
それが、いまはまるきりちがうといいます。子どもの社会にネットが介入したことで、学校の友だち関係がどこまでも追いかけてくるのです。面倒でも、無視するわけにはいきません。返事を返さない子は、あっという間に仲間はずれです。そういう強迫観念のとりこなのです。
教育現場が気づいていないはずがありません。なのに、どうしてケータイやスマホの教室持ち込みを全面禁止にしないのでしょうか。文科省の役人がキャリアに天下っているのでしょうか。
こんばんわ、かとうと申します。
ウェブマスターツールは
やってませんでしたΣ(゚д゚lll)
盲点に気づかせていただき
ありがとうございます!
いえいえ、とんでもないです。
こちらこそ、ご訪問ありがとうございました☺