子どもの歯のすこやかな成長にはなにが大切なのか? 虫歯予防にはなにをすればいいのか? ダブル不倫のすえに子持ちの姉さん女房といっしょになった、近所の歯科医さんに聞いてきました。
あ、この先生、腕はたしかです(ё_ё)
もくじ
1.噛みごたえのあるものを食べる
噛みごたえのあるものを食べると、あごの筋肉や骨が発達します。歯並びがキレイになります。あごのラインも美しくなるそうです。
ナッツ | ドライフルーツ | スルメ |
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「固い物を食べる利点はそれだけじゃないよ」とは先生。スルメやビーフジャーキー、ナッツやドライフルーツなどは噛みごたえのあるものをよく噛むことで、だ液がたっぷり分泌されるのです。
食べ物を食べると、虫歯菌がつくる酸や食物の酸が歯を溶かします。これを「脱灰」というそうです。虫歯の原因はこの脱灰。けれど、だ液がたくさん出ていれば、酸が中和されるのです。脱灰を防げるわけですね。
さらに、だ液には溶けてしまった歯をもとに戻す働き(再石灰化)もあるのです。
POINT
- 脱灰……口のなかが酸性になり、歯が溶けだすこと。
- 再石灰化……溶けた部分を、だ液が元通りに修復すること。
2.食後2~3時間は食べない
ただし、脱灰が食後すぐはじまるのに対し、再石灰化は食後30分以上たってからスタート。その後、補修が完全に終わるまでに2~3時間かかるそうです。
さこで、大切なのが「食後2~3時間は食べ物を口にしないこと」(先生)。朝から晩までのべつまくなしになにかを食べている、ジュースを飲んでいる、といった生活だと、虫歯街道まっしぐらということですね。
3.フッ素入りの歯みがきグッズ
フッ素は再石灰化を促進してくれます。歯の表面にフッ素が付着することで、酸に強くなるというメリットもあります。虫歯菌を弱らせる効果があることもわかっています。
フッ素は食べ物にも含まれていますが、ほんのわずか。先生によれば、先のように効果を期待するなら、次の3つの方法がオススメといいます。
- 歯医者でフッ素を塗ってもらう。
- フッ素入りの歯磨き粉を使用する。
- 歯磨き後にフッ素入りジェルを塗る。

フッ素配合の子ども用歯磨き粉です。虫歯の原因となる酸をつくらない甘味料キシリトールを配合。発泡剤が使われていないので、泡立ちません。だから磨きやすいのです(ё_ё) 500円前後。
2と3は子ども用を選びましょう。大人用はフッ素の濃度が高く、副作用(中毒)の危険性があります。
4.正しい歯磨き
不倫先生(地元でこの先生は不倫先生とか絶倫先生と呼ばれています)にじっくりとご指導いただいたので、こちらの記事にまとめてみたいと思います。

不倫先生には、お忙しいなかとても丁寧に対応していただきました。
さすがは自分の子3人と再婚相手の連れ子3人の計6人に1本の虫歯もない、と豪語なさるだけあって、たいそうタメになるお話でした。この場を借りて、お礼申しあげます。これからも親子共々末永くお世話になろう、と意を強くした次第です。