痴漢を撃退する方法(3つの痴漢対策)

電車の中

痴漢はいつの時代、いつの国においても減ることはありません。日本女性のじつに3分の1が経験したことがあるといいます。痴漢は強姦にエスカレートすることもあります。

卑劣な犯罪をゆるしてはなりません。犯人には鉄槌をくだす必要があります。あなたに目をつけたことを心底、後悔させてやる必要があります。

痴漢や強姦の犯人を撃退する方法

1.大声を出す(防犯ブザーを鳴らす)

逮捕された痴漢たちは「相手が嫌がらなかったからつづけた」と口をそろえます。もちろん、被害者は恐怖で声が出なかっただけ。あるいは、性的な嫌がらせを受けている、という羞恥心から、助けを求められなかっただけ。あまりに身勝手な言い分に、怒りを禁じえません。けれども、ここにひとつ、大きな教訓があります。

痴漢は大声で撃退すべし声を出して、はっきり拒絶すれば、痴漢行為をやめる犯人は多いということ。「おしりを触っているその手をどけてください」と大きな声で毅然と告げるだけで痴漢はひるむ、ということなのです。

実際に痴漢に遭ったら恐くて声が出ないかも、と思うなら、防犯ブザーを携帯しましょう。

満員電車で防犯ブザーを鳴らせば、耳をつんざく大音響が密室で反響しますから、周囲に大迷惑をかけます。乗客の目があなたに集まります。奇異な目で見られることでしょう。でも、気にしなくて大丈夫。あなたに防犯ブザーを鳴らさせたのは痴漢なのです。そうとわかれば、みんなの怒りや不満は痴漢に向かいます。

そのために必要なのは、たったひとつ。この人、痴漢です、そういって、痴漢を指さすこと。周囲はあなたに注目しています。小さな声でOK。それだけで、周囲の男性客たちは痴漢を警察に突きだしてくれるはずです。

大事なのは 黙っていると痴漢は図に乗るということ。彼らは、沈黙は合意だと都合よく解釈します。痴漢に遭ったことを周囲の人々に知られるのが恥ずかしい、などいう考えはすっぱり捨てるべきです。

路上で痴漢に遭った際も、大声を出すのが効果的です。大抵の犯人は驚いて逃走します。防犯ブザーを活用してもいいでしょう。

 

クツワ ミニドーナツ防犯アラーム ストロベリードーナツ型のかわいい防犯ブザーです。金具をぐいと引けば、85デシベル以上の大音響が鳴り響きます。カバンに装着しておくと◎です。電池つき。1000円前後。 ELPA コンパクト防犯アラーム ブルー痴漢やひったくりの撃退にぴったりの小型ボディガード。キーホルダー式で、バッグや自転車かごなどにも簡単にセットできます。音量は約90デシベル。500円前後。

 

痴漢は犯罪です。逮捕されたら、まちがいなく社会から放逐されます。会社を首になり、大学から退学処分を受けます。家族を失う人もいます。人生がメタメタになります。そこまでするのはしのびない、というなら、次の護身術で個人的に対処する、という方法もあります。

2.護身術を身につける

深夜の住宅地や人影のない路地裏、田舎のたんぼ道などで痴漢に遭遇したら、大声を出したり、防犯ブザーを鳴らしてもだれの耳にも届かない恐れがあります。そうしたときに役に立つのが、護身術です。

人間の急所護身術などと聞くとたいそうな印象ですが、あくまで逃げるためのコツです。暴漢の動きに応じた、簡単な所作をいくつか身につけるだけでOKです。護身術を使えば、どんな場所で襲われても、スムーズに逃げられます。

護身術を身につける際に、まず知るべきは人間の急所です。そうすれば、わずかな動きで相手に大きなダメージを与えられます。相手がひるめば、その隙をついて逃げるか、助けを呼ぶことができます。

護身術については、こちらの記事にまとめています。恋人や友人、家族に痴漢役を演じてもらい、いざというときに体がさっと動くよう、練習しておきたいものです。

護身術は、ストーカーやひったくり対策にも役立ちます。

3.防犯グッズ、護身グッズを携行する

痴漢や強姦対策として、防犯グッズや護身グッズを携帯するのも効果的。先にご紹介した防犯ブザーのほか、催涙スプレーやスタンガンといった本格派グッズも市販されています。誰でも気軽に買えます。

 

スタンガンスタンガン。ハンディ型で最強クラスの250万ボルト。放電時の光や、バチバチという音はものすごく、腰に装着できるホルスターまで付属。護身グッズというより、もはや武器です。2万円前後。 催涙スプレー強力な催涙スプレー。米国政府や警察で採用された実績あり。噴射すると、相手の目と鼻の粘膜に長時間、強烈な痛みを与え、涙がとまらなくなります。最大飛距離2.5m。離れた犯人にも使えます。1400円前後。

 

護身グッズの使用は自己責任です。痴漢や強姦対策とはいえ、むやみに携帯したり、相手に必要以上のダメージや怪我を負わせると過剰防衛になる恐れがあります。半面、持っているというだけで安心感が得られる、という利点があるのも事実です。