年々増えつづけるストーカーやDV、痴漢の被害者たち。いまや、ストーカーだけでも年間２万件の被害が発生しているそうです。痴漢などは、全女性の３分の１が経験するといわれていますから、単純計算で年間数百万件が発生していることになりますね。
だれもが「明日の当事者」となりうる時代。こうした世の中を生きていくために最低限知っておきたい知識を解説します。犯罪者たちの思考や行動の類似点から、実際的な対処方法をお伝えします。
なぜ彼ら（彼女ら）は道を踏みはずのか、どうしていつも法の番人は後手後手にまわってしまうのか、あるいはその場合に被害者にはどんな手が打てるのか――。
被害者のなかには「わたしにも非が」などと考える方がおられますが、大間違いです。悪いのは100％、加害者です。あなたにはみじんの「非」もありませんよ。
肝に銘じるべきは、相手がその「非」につけこんでくるということ。あなたが抱くそのわずかな心の隙間が、とりかえしのつかない結果を生むこともあると知っておいてください。
DVもストーキングも痴漢もれっきとした犯罪です。相手は、卑劣な犯罪者なのです。
この記事群では、以下のことがわかります。
- 自分の心身を守るために、まずなにをすべきか。
- どんな法律や制度がその役に立つか。
- 家族や友人、仕事仲間にはなにをお願いすべきか。
知識は武器です。あなたやあなたの家族、あなたの大切な人を守る武器です。ぜひ、こうした武器を見つけてください。
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