ストーカー実例集

割れたガラス

「おまえの人生もめちゃくちゃにしてやる」

ストーカー加害者が被害者に向かって放つ代名詞といってもいい言葉です。相手が幸せになることがゆるせない。全力で阻止しようとする。そういう強迫観念のとりこです。

被害者たちはみんな、こういう相手が怖くて仕方がない。

ストーカー加害者や被害者の心理と実例を集めています。

コメント欄を開放しています。ストーカー被害に遭ったことがある、あるいは現在遭っているという方は、あなたのケースをぜひ書き込んでいってください。

ストーカー加害者になったことがある、という方のコメントも歓迎しています。

ストーカー加害者の心理や実例

相手の心変わりによってパニックを起こす

恋人や結婚相手が心変わりしたり、自分から離れていったことで、加害者がパニックを起こしているケースは少なくありません。とくに恋愛や恋愛相手に対し所有物のような感覚を持っている人の場合、そのとき起こるのはアイデンティティの崩壊です。だから相手に固執するのです。

自殺未遂をくりかえす

いまから死ぬ、と電話をかけたり、手首を切るところをスマホで動画撮影し、送りつけたりします。いずれも被害者の関心を自分に向けたり、被害者をつなぎとめるための行為です。

異常なのは相手のほうだと信じている

何度かデートしたが、交際を断った女性に「死ね」という文面のメールを毎日送りつけていたエリート証券マンがいました。彼は「一流大学出身のエリートである自分を馬鹿にしたあげく、自分のことをストーカー呼ばわりし、会社に訴えてきた。あいつのせいで出世にも響いた。異常なのはあのオンナのほうだ」というふうに考えていました。

毎日、会社に中傷のファックスを送った

結婚の約束までしたが捨てられた腹いせに、元不倫相手の男性の会社に毎日、嫌がらせのファックスを送った。男性は会社にいづらくなり自主退社を余儀なくされた。

ナイフで自分を傷つけさせた

いやがる元交際相手の女性にむりやり包丁を握らせて、その手をとり、自分の腹を刺した。

ストーカー被害者の心理や実例

目立たないように息を殺して生きている

テレビタレントを目指していた女性の元交際相手がストーカーと化した。女性は男性から逃げて、親族の庇護にもとに暮らしているが、いつ現在の居場所が知られるかと、毎日が不安でしかたない。ようやくテレビ番組から出演オファーが舞い込むようになっていたが、断らざるをえない。彼女は夢をあきらめ、アルバイトをはじめた。

昼夜分かたず不安で、仕事も手につかない

ストーカーは元不倫相手。いつ家族の前に現れるかと思うと、自宅でも会社でも生きた心地がしない。もう半年もそんな毎日を送っている。

外出するといつもびくびく怯えている

外出したときはいつも相手を探してしまう。向かいホーム、路地裏の窓、交差点でも、夢の中でも、旅先の店でも、本当にストーカー加害者を探している。

もうだれとも恋愛できないかも、と思う

軽い気持ちで浮気した男友達がその後、急変した。自宅の周囲をウロウロし、道で待ち伏せていたりする。いまの恋人と別れて自分とつきあえと執拗に迫ってくる。浮気をしたことを告げ口するぞ、と脅されていたし、恐怖も感じていたから恋人とはしかたなく別れた。もちろん、ストーカー男性とつきあうつもりは毛頭ないけれど、ストーカーは一生つきまとってやる、と断言しているし、この先もうだれともつきあうことはないのかもしれない、と暗澹(あんたん)とした気持ちで過ごしている。

 

photo credit: _MG_9256 via photopin (license)

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