ストーカーやDVの加害者たちとの対話術

男女が背中合わせ

ストーカーやDV加害者と話をする場合に気をつけたいポイントをまとめてみました。

1.自分が主語になる話し方

  • おまえは人間のクズだ。

などと理不尽な悪口をいわれたからといって、あなたまで腹を立ててしまい、

  • あなたも男のクズだ。

などと相手を断定的に避難することはしないほうが得策。相手と離れるのが目的です。そのためにはいちいち過剰反応せず受け流すことが大切と心得ましょう。

  • わたしはいま傷ついた。

など、「わたし」を主語にするよう意識すると真っ向から対立せずにすみます。

2.相手を責めない

とはいっても、場合によってははっきり自己主張しなければならない局面もあります。

そういうときは、

  • あなたには男性としての魅力がないから、一緒にいたくない。
  • つきあっていても楽しくないから別れる。
  • セックスがヘタだからサヨナラ。
  • 生理的に受けつけなくなった。

といった、相手のブライドを引き裂く表現は避け、

  • わたしにはあなたの魅力がよくわからなった。だから別れたい。

などいうようにしましょう。

相手に非や問題があったと感じさせる表現をつつしむことです。

ストーカーにかぎらず、他人とコミュニケーションをとるうえで当たり前のマナーを思いだせばいいのです。相手が元恋人や元夫などの近しい関係では感情的になりやすく、ついついマナーを欠きがち。トラブルに発展しやすいのです。

3.あいまいな表現は避ける

  • あなたのことが嫌いになったわけじゃないの。
  • いっしょにいてもおたがいにとってプラスにならない。
  • ひとりになって考えたいから距離をとりたい。
  • 忙しいから会えない。

相手に希望や未練を残すようなこうした表現は避けます。

将来のストーキングの禍根となります。やめておきましょう。

4.ほかの男性の名前を口にする

  • いまはタナカさんとつきあっている。
  • ヤマダさんと結婚するつもり。

論外です。無神経すぎますね。相手の神経をさかなでしていいことなどなにひとつありません。