いまのご時世、英語圏以外の国をお得意先に抱えている企業は少なくないですし、中国を筆頭に東南アジアやヨーロッパ、アフリカに拠点を構えてる企業だって増えています。
英語以外の言語を操れる人材の需要はどんどん高まっているのです。だのに、英語以外の言語では、有資格者の数がまだまだ少ない。
2位 TOEICテスト
3位 日本語検定
4位 中国語検定
5位 実用フランス語技能検定
(2012年度の受験者数に基づく)
「英検」「TOEIC」の受験者数はどちらも230万人以上。これに対し、3位の「日本語検定」は8万人超、4位の「中国語検定」は6万人弱、5位の実用フランス語技能検定」は2~3万人なのです。どうせ努力するなら、英語以外の言語を習得するのもかしこい選択肢なのです。
おすすめは「実用フランス語技能検定」や「ドイツ語技能検定」「中国語検定」など。語学系の資格は、全般的に取得が難しいのですが、たとえば大学で履修している(履修していた)という場合、半年か1年程度勉強すれば、各言語の資格試験の2級や3級なら十分に合格が射程圏内となります。
まずは3級を取って、感触と自信をつかみ、次に2級を取る。2級でも就職や転職の際には目立つことウケアイですから、ハッタリも利きます。その後、さらに勉強して上位の資格を取得していけば、実務で武器となる語学力がゲットできるでしょう。
これら以外にも、キャリアアップや就職・転職に有利となる語学検定はいろいろとあります。「スペイン語技能検定」「ロシア語能力検定」「実用イタリア語検定」「ハングル能力検定試験」などですね。
英語資格&外国語資格をダブルゲットすれば、鬼に金棒
繰り返しになりますが、英検1級や準1級、TOEICのハイスコアはもうめずらしくありません。
しかしながら、英語以外の語学検定がエントリーシートや履歴書にうえで踊っていれば、面接官の関心をひくのはまちがありません。英語資格を取得したうえで、ほかの外国語資格も取得していれば、鬼に金棒なのです。面接官と向かい合ったとき、留学経験を語るのもいいでしょう。
でも、いくら熱弁をふるったところで留学経験者など掃いて捨てるほどいますし、ひとりよがりに見えてしまうことも少なくありません。そんなとき、資格は口以上にモノをいうのです。
photo credit: David Berkowitz via photopin cc
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