いきなり襲いかかってくる暴漢にはどう対処すればいいのでしょうか。
人気のない場所や夜間などは、抱きすくめられて、身体を持ちあげられたりしたら、あっという間に自由を奪われてしまい、そのまま押し倒される危険があります。できるかぎりすばやく抜けだし、逃走する必要があります。
大事なのは、焦らないこと。まず覚えておきたいのは、重心を落とし、持ちあげられないようにするということ。それからバランスをとり、反撃をくわえましょう。股間に膝蹴りでも叩きこんでやれば、普通のオトコならうずくまってしまいます。
相手の意表をつくことが、脱出を成功させる秘訣です。
押し倒されるのを防ぎ、股間に膝蹴りを叩きこむ方法
行く手をはばまれ、抱きつかれた場合の対処法
いつもの通学路や通勤路にきょうは不審者か変態がいた!
ご注意
ここでご紹介したのは、絶体絶命の状況下、相手の動きを封じ、逃げるための撃退術です。完膚なきまでに叩きのめそうなんてまちがっても考えないようにしてください。
やりすぎは禁物です。でも中途半端も禁物。相手を不用意に怒らせると危険です。狙いは、意表を突き、相手をびっくりさせて、その隙に逃げるか助けを呼ぶこと。相手はあなたが女だと見くびっていますからね。
ピンチにおちいったら、人間だれしも恐怖と緊張で身体がすくみます。護身術はふだんの練習がものをいいます。頭で考えなくてもからだが勝手に動く、というくらいまでくりかえしシミュレーションしておきましょう。
護身術があるから安心とも考えないで。相手がバットやナイフなどの武器を所持していたら、女性が素手で対処するのはほぼ不可能です。あくまで、いざ、というときの保険、と考えてください。
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