歯磨きは親と子のコミュニケーションです。わたしは子ども時代、お母さんのひざに頭をのっけて、ブラッシングしてもらうのが大好きでした。うちの娘だって同じです。毎日、自分から歯ブラシを持って、
「お願いします」
といってきます。気持ちいいそうです。
しかし、世の中には親の歯磨きをいやがる子がいるという。なぜでしょうか。
痛いからですねー
お子さんが歯磨きをいやがる場合、怒ったり、無理矢理磨いたりせず、痛くない磨き方をマスターしましょう。
あ、基本的な子どもの歯の磨き方(仕上げ磨きの方法)についてはこちらに書いています。
子どもの歯の磨き方(仕上げ磨きの方法)7つのポイントもくじ
いやがる子もハッピーに! 痛くない仕上げ磨き
自分の歯ではありませんから、痛いかどうかはなかなかわかりづらいものです。次のような方法で、ソフトな歯磨きをマスターすることができます。
1.自分の爪を磨いてみる
爪のまわりの皮膚はデリケートです。爪の生え際に歯ブラシを当てて、いつもやるようにブラッシングしてみましょう。痛ければ、力が強すぎるということです。子どもがいやがるのも無理はありません。気持ちいいくらいの強さを覚えましょう。
2.小指を子どもの頬に当てる
手が宙に浮いた状態だと、力の入り加減がよくわかりません。知らず知らずのうちに力を入れすぎている、ということもあります。小指を子どものほっぺたに当てておきましょう。
3.ブラシを大きく動かさない
ブラシをゴシゴシと大きく動かしていると、毛先が歯ぐきをひっかいて痛いものです。痛いばかりでなく、食べかすもきちんと除去できません。ブラシは小刻みにブルブル振動させる、これが基本です。
このことを知るまで、わたしは自分の歯を磨くとき、幅3センチくらい動かしていました。でも、これはまるでダメだそうです。1センチでも動かしすぎ。理想は5ミリ以下。難しい場合は、小さな円を描くようにブラッシングするといいそうです。
まとめ
いかがでしたか? ソフトタッチなブラッシング、できるようになりましたか? どうせやるなら、おたがいに楽しいほうがいいですものねー(๑′ᴗ‵๑)