未曾有の不景気が叫ばれてから、もうずいぶんと歳月が流れましたね。
景気の不況局面がつづくことを、「鍋底景気」といいますが、過去の鍋底をふりかえってみても長くて2年ほど。それに対し、今回の不況はいったいどのくらいつづくのか。
もはや不景気などという生やさしいものでありません。
完全に日常です。
日本の経済は先の見通しが立たないくらい疲弊し、冷え切っているわけです。
こんな時代ですから、頼りになるのは、もはや自分だけ。政治や会社なんてまるでアテになりません。終身雇用や年功序列など、日本社会のどこをひっくり返してももう落っこちてはいません。
でも――。
ライバルに差をつけられるスキルさえ身についていれば、どんな逆境も恐るるに足らず。食いっぱぐれる心配は無用ですね。
資格は、こうしたスキルが自分に備わっていることを証明する、最良の手段となってくれます。
もくじ
不況の隠し球「資格」ゲットで、イバラの道がバラ色になる
もちろん資格の有無が、その人物が仕事ができるかどうかのモノサシにはなるわけではありません。実力や人間力とは無関係です。人事担当者もそんなことは百も承知です。
半面、面接官が短い時間であなたの仕事力まで見抜くことは不可能です。それに資格を取得したということは、目標を立てて努力し、それを成し遂げたというなによりの証拠。
やはり履歴書に踊る資格名は、強力なアドバンテージなのです。就職や転職は確実に有利になります。
資格によっては取得するだけで、独立や開業が果たせるものもあります。
脱サラやリストラ後の人生を、趣味や特技を活かした仕事でバラ色に輝かせる手伝いをしてくれることもあるでしょう。
この記事では、資格のいろは、選び方、取り方、それぞれの資格の特徴や将来性、試験の難易度や、取得後に得られる収入などを随時、記事にしています。
ぼくは以前、就職情報誌や転職サイトなどで記者をしていましたので、そのころ取材を通して知った話などもお伝えします。
資格の選び方
前置きがちょっと長くなってしまいましたね。
それではさっそくさまざまなジャンルの資格について、選び方をお話ししていきたいと思います。
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おわりに
資格を手に入れるメリットを挙げるとすると、おおむね次のようなものになるかと思います。
- 希望の会社に就職、転職できた。
- 自分に自信がもてるようになった。
- 給料があがった。
- 女性にもてるようになった(男性限定)。
- 資格を使った副業で収入アップ。
- 家族がやさしくなった。
- 親兄弟や親戚、友人などから一目置かれるようになった。
- 好きなことが仕事になって、毎日が楽しくなった。
昨今の資格ブームに便乗し、あやしげな資格がどんどん産声をあげています。試験料をふんだくるためです。もちろん、そんなものを取得しても、なんの評価も得られません。
以下の記事ではそうした資格業界の裏側にもメスを入れていきます。ぜひ参考にしてください。